深注ぎ用樹脂は何が違うのか
深注ぎ用樹脂とコーティング用樹脂は、同じ製品を厚みを変えて使っているのではありません。化学的に別物であり、厚い注型で誤ったほうを使うことは、レジン作業で最も高くつく失敗です。
意図的にゆっくり硬化する
エポキシの硬化は発熱反応です。薄い膜なら熱は空気へ逃げますが、厚い塊では逃げ場がなく中心が高温になります。すると反応が速まり、さらに熱が出ます。深注ぎ用樹脂は反応の遅い系を使い、熱が拡散する時間を確保しています。
通常2:1で混ぜる
深注ぎ用の注型樹脂の多くは体積比で主剤2に対し硬化剤1で、テーブルトップ用の1:1とは異なります。比率は化学的に決まっているため、思い込みではなく製品に合わせて設定してください。溝と塗り重ねをまとめて扱う場合はリバーテーブル計算ツールが製品ごとに分けて計算します。
1層あたりの最大深さがある
一般に1層5〜10cmですが、これより多く流せる製品も、少ない製品もあります。超えると、この樹脂が避けようとしていた過熱の問題が戻ってきます。下に数値を入力すれば、計算ツールが層に分けます。
硬化にはるかに時間がかかる
発熱が緩やかということは、待ち時間が長いということです。深注ぎは加工できるようになるまで数日かかることも多く、コーティング用樹脂の約24時間とは大きく異なります。まだ柔らかいうちに脱型したり研磨したりすると表面を台無しにします。