最も安い樹脂が結局は高くつく理由
リットルあたりの価格で樹脂を比べるのは一見合理的ですが、静かに判断を誤らせます。キットは分割して買えないからです。支払額は、キットの容量が必要量にどう割り付くかで決まり、その答えは作品ごとに変わります。
- 1
まず必要量を求める
体積計算ツール、リバーテーブル計算ツール、塗布量計算ツールのいずれかで、ロス分を含めた実際の数値を出してください。ここで当て推量をすると以降がすべて狂います。この段階で切り上げるほうが、注型の途中で足りなくなるよりはるかに安く済みます。
- 2
実際に買える容量を挙げる
理論上のサイズではなく、取引先が扱っている容量を入力してください。1リットル、4リットル、8リットルのキットでは単価が3通りになるのが普通で、欲しい樹脂に最大サイズがあるとは限りません。
- 3
単価ではなく合計で比べる
4.5リットル必要なとき、4リットルのキットでは2つ買って1つ近くを無駄にします。単価の高い8リットルのキットのほうが、合計では安くなることも珍しくありません。計算ツールはこの計算をすべての選択肢について行います。
- 4
余りの価値を自分で決める
余りが必ず無駄になるわけではありません。未開封の樹脂は温度が安定した暖かい場所で1年以上もつので、定期的に作るなら余りにも価値があります。一度きりの作品なら、余りは使った費用として合計で判断してください。